サイバーエージェント曽山哲人さんをお招きしてキャリアについて特別講義を開催しました

2024.12.06

DBM学科講義中の曽山哲人さん

 

こんにちは、デジタルビジネス・マネジメント学科(DBM学科)の学科長、金谷武明です。今回は先日開催した特別講義をご紹介します。

 

今回、DBM学科の講義に本学同様渋谷を拠点とするサイバーエージェントで長年人事責任者を務める曽山哲人さんをゲスト講師にお招きし、渋谷駅直結のSakura Stage内にある新校舎、STATIO日本経済大学内にて特別講義を行いました。本日はその様子をご紹介します。

 

DBM学科の講義中、学科長の金谷と曽山さんが会話しているシーン

 

曽山さんは株式会社サイバーエージェントで長年人事責任者を務め、新卒採用から人材育成など幅広い業務をリードされてきました。その豊富な経験と実績を基に、今回はDBM学科の1年生に向けて、キャリア形成についての貴重なお話をしていただきました。

曽山さんからは伸びる人材となるためのヒントとして、次の3つの特徴をお話しいただきました。

  • 愚直な人
  • 壮大なことを言う人
  • 変化対応力がある人

 

また、いずれくる就活に備え伸びる会社を見つけるヒントとして、以下の3つの視点もご提示いただきました。 

  • 個人が未来を語る組織
  • 抜擢する組織
  • 伸びる市場を攻める組織

曽山さんも長年人事責任者を務めながら、最近ではサイバーエージェントのプロダンスチームサイバーエージェントレジットのオーナーを務めるなどマルチな活動をされていて、そんな姿も刺激を受けたのではないかと思います。曽山さん、ありがとうございました。

 

参加した学生たちからは、講義後に沢山の感想が寄せられました。いくつか抜粋してご紹介します。

 

1番印象に残ったのは変化対応力と言っていた素直さです。これは私に足りないと感じたのと採用基準にもなっていることから強く残りました。

 

曽山さんのキャリアトークの回し方を見て、話し方や距離感詰め方に感心した。私はコミュニケーションを得意とする方だと自称しているが、その方法は一方的に発信して相手が乗ってくるのに合わせて話を広げるという方法だったので、所謂しゃべりたがりだし、初対面でも相手がその気なら仲良くなる事が出来た。ただ、これは相手任せのコミュニケーションなので、今後は曽山さんを参考に聞き上手のコミュニケーションを磨いていきたい。

 

曽山さんの話を聞いて自分のキャリアについて新しい視点を持つことができました。また曽山さんが話していたように変化に対する柔軟な対応力の重要性にも共感しました。ビジネスの世界では変化が多い世界でそれに対応していかないといけないと思うので自分のスキルを常にアップデートをし続けるっていうのが大切なのかと思いました。曽山さんのキャリアトークををきっかけに私も今後の人生に積極的に向き合って行きたいと感じました。ありがとうございました。

 

手広くさまざまなことをしてる会社がすごくて失敗しても良いっていうのはすごいと思いました。あと人材を育てることへ強い意識があるのが会社としてとてもいいところだと思いました。

 

変化対応力のところに反応している生徒が多かった一方で、それぞれが異なるポイントにコメントしていたことも印象的でした。

 

DBM学科の学生と曽山哲人さん

 

DBM学科の学生はまだ1年生。この変化の激しい時代にどうキャリアを積み重ねていくか、なかなか難しい時代にいると思います。そんな中で、今回の講義を通じて、学生たちが自身の可能性を広げるヒントや様々な気づきを得られたのではないかと思います。 これからも、学生たちが実践的なスキルと知識を身につけられるよう、色々な分野の第一線で活躍する方々をお招きし、刺激的で有意義な講義を提供していきたいと思います。

 

金谷武明(デジタルビジネス・マネジメント学科 学科長)