5月10日そして5月11日2日間を通して海の森公園で行われたメトロックの実習に行ってきました。フェスに行ったことがなかったのとバンドが大好きということもあり、とても楽しみにしていました。1年生の頃から「イベントマネジメント」という授業はライブなどのイベントに直接関われると聞いていて必ず履修しようと決めていました。初めて実際にイベントに関わる側での参加でお客さんとして参加するだけじゃ分からないことを沢山知ることが出来ました。
私たち学生は約5人ほどがオフィシャル物販そして20名ほどがステージ付近でのドリンクの販売でした。私はドリンクの販売に携わりました。まず朝6時45分に東京テレポート駅集合というとても朝の早い集合でした。ですが、当日集合場所に行ったらもう既にたくさんの大人の方たちが集まっていました。集合場所について初めに思ったことは正直に言うと少し怖いな、やピリピリしているな、と感じてしまいました。ですがどんどんイベントスタッフの方などが集合してきて思いました。スタッフだけでこの人数ならみんなをまとめる為には必要な接し方なのかもしれない、と思いました。いざイベント会場に着くと大きなステージが既に設営されておりテントなども張られてました。このたった2日間のイベントに何百人、何千人の大人たちが関わっているのかドリンク販売とはいえライブ当日に関われたということにとても嬉しさを感じました。

開場してすぐドリンク販売のテントに立ってお客さんがどんどん入ってくる光景を目にしました。その中にはタイムテーブルが最後の方のアーティストのファンの方なども沢山居ました。みんな音楽が好きで好きすぎてたまらないんだろうなと思いました。イベントなどで物販に立ち会ったことの無い私ですが特段緊張などはしませんでした。それは音楽を心から好きな人たちがくるフェスに怖いお客さんなどはいないと思っていたからです。
フェスが始まり、音楽に包まれた会場に早変わりしました。スクリーンに映るお客さんの顔はとてもイキイキしており、私も今すぐにステージに向かっていきたいと思うほどでした。アーティストの皆さんの勢いもすごく、各々の持ち時間に全てをぶつけているのが分かり、とてもかっこよかったです。夕方になるにつれ日は落ちても会場の熱量は上がっていくばかりでした。
勤務時間が終わり、一観客としてメトロックを楽しみました。その中で私はUVERworldと言うアーティストさんのステージが何日経っても忘れられません。目にしたアーティストさん全てかっこよかったのは確かなのですが、UVERworldのステージは他のアーティストさんとは何かが違って圧倒されたのを今でも思いだします。
1日を通して私は音楽が作り出す空間の素晴らしさについて学ぶことが出来ました。何百人、何千人のスタッフをまとめる方々の大切さ、アーティストの伝えたい、ぶつけたい音楽そして何よりも来てくれるお客さんの大切さ、なにかひとつでも掛けたら始まることも終わることを出来ない1日だったなと思いました。
