こんにちは。デジタルビジネス・マネジメント学科(以下DBM学科)学科長の金谷です。
春学期もいよいよ終盤を迎え、DBM学科では各講義の成果を披露する発表会が続々と開催されています。今回はその中から、IT企業に勤務する傍ら本学でも講師をしていただいている先生による【プログラミング】と【生成AI】を活用した2つの講義をピックアップし、学生たちの成長の様子をご紹介します。
ソフトウェアプログラミング論(講師:東海林 大嗣先生)
本講義は、プログラミング初級者を対象にまずプログラミングの基礎を学ぶ、というものです。どんなデジタル人材を目指すにしてもプログラミングは経験しておいた方が良いと考えていますので、この講義はDBM学科の全生徒に受講してもらっています。
最終課題ではp5.jsを使ってJavaScriptによるインタラクティブな作品制作に挑戦しました。学生たちは迷路やクイズといったテーマに取り組み、それぞれのスキルに応じて工夫を凝らした作品に仕上げており、完成度の高い成果が多数見られました。
また課題に取り組む姿勢も素晴らしく、楽しみながら互いに教え合う様子が見られたのも印象的でした。コミュニケーションやコラボレーションはビジネスにおいて非常に重要な要素となります。そんな成長も見られた本講義は学生にとっても非常に意味のあるものになったのではないかと思います。
デジタルビジネス・AI論(講師:米谷 仁美先生)
本講義は、Googleの生成AIであるGeminiを活用し、ビジネスアイデアを創出できるようになることを目指す通年の講義です。
最終課題は、それぞれがGeminiを使って自身のデジタルビジネスのアイデアに関するプレゼン資料を作成するものでした。プレゼンではメンタルの問題をテーマにしたアイディアや生成AIを簡単に利用できるようにするためのツールなど、非常に実用性の高い提案が発表され強く印象に残りました。学生たちがアイデア出しを生成AIに委ねるのではなく、あくまでも生成AIを自身のアイデアを可視化するためのツールとして使いこなしている様子が非常に素晴らしかったです。
レポートは以上となります。このように学生たちはAIやプログラミングを単なる道具としてではなく、自分のアイデアを具体化する力として活用し始めています。今後も講義内にとどまらず、自主的な取り組みを通じてデジタルの力を使って“自分のビジネス”を形にしていくなど、講義での学びを実践につなげてくれることを期待しています。
今後もさまざまな講義や学生のチャレンジをレポートしていきますので、ぜひ楽しみにしていてください!
現在高校生のみなさん、また高校生のお子さまをお持ちの保護者の皆さま、DBM学科にご興味をお持ちいただけましたら、ぜひオープンキャンパスにご参加ください!