アルサーガパートナーズ 代表取締役会長兼CTO、小俣泰明氏 特別講義レポート

2026.02.09

こんにちは、デジタルビジネス・マネジメント学科(DBM学科)の学科長、金谷武明です。 

 

先日、DBM学科の『DX概論』の授業の一環として、本学キャンパスと同じ「Shibuya Sakura Stage」にオフィスを構える「アルサーガパートナーズ株式会社」を学生と訪問し、代表取締役会長兼CTOである小俣泰明氏による特別講義を開催していただきました。 

 

アルサーガパートナーズは「企業に競争力を 仲間と充実感を そして、新しい物語を」をビジョンに掲げる急成長企業です。今回は、ご自身もエンジニア出身でありながら経営者として手腕を振るう小俣氏に、AI時代における「仕事観」や「キャリア形成」について、非常に熱いお話を伺いました。その様子と、学生たちの反応をご紹介します。 

 

  1. 「作る人」か「売る人」か

講義の中盤では、デジタル領域でのキャリアについて、明確な指針を頂きました。 

 

小俣さんDXの世界には大きく分けて、エンジニアなどの『作る人』と、コンサルや営業などの『売る人』の2つの役割があります。ただ、どちら側に行ったとしても重要なのは、選択肢の中から『自分で決められる人』になることです」 

 

「やり方を知っている」だけの人の価値は下がり、「リスクを理解して意思決定できる人」が求められる。この話は、将来の進路に迷う学生たちにとって、職種選びの前の「スタンス選び」として深く刺さったようです。

 

  1. 生成AI時代における「信用」という資産

DBM学科でも普段から扱っている「生成AI」と仕事の関係についても、小俣氏は鋭い視点を提示されました。 

 

小俣さん「知識を伝えたりアドバイスしたりするだけなら、これからはAIが代替します。しかし、『責任を持って決める』こと、そして『結果までやりきる』ことは人間にしかできません」 

 

約束を守り、成果に責任を持つ。その積み重ねが「信用」という無形資産になり、AIには代替できない最大の差別化要素になるというお話は、テクニカルスキルへの不安を持つ学生たちを勇気づけるものでした。

 

  1. キャリアは「やり続けられること」の中に

質疑応答や後半のトークでは、学生の等身大の悩みにも触れていただきました。「好きなことを仕事にすべきか」という問いに対し、小俣氏の答えは非常に現実的かつ本質的なものでした。 

 

小俣さん「『やりたいこと』は変わっていきます。でも、『やり続けられること』は価値になります。好きなことや得意なこと、その延長線上にしか本当の才能は現れません」 

 

大手企業からベンチャー、そして起業へとキャリアを歩んでこられた小俣氏ならではの、「合わなければ変えればいい」「社会から必要とされている実感が大事」というメッセージは、学生たちの背中を強く押してくれました。 

 

将来へのヒントを得て 

もうすぐ2年生も終わりを迎え、本格的に将来について考え始めている学生たち。「エンジニアになるべきか、営業職に就くべきか、またはそれ以外の職種か」「そのために今、何を学ぶべきなのか」。 そんな漠然とした不安や悩みを抱えていた彼らにとって、今回の講義は進むべき道を示す大きなヒントとなったようです。講義終了後、興奮冷めやらぬ様子で感想を語り合いながら帰路につく学生たちの姿が印象的でした。 

 

学生の感想 

 

「普段何気なくTikTokなどを見ている時間も、これからは「なぜこれが流行っているのか?」「どうビジネスに繋がるか?」という視点を持ってみたいと思った。仕事には作る側と売る側があると言う話を聞いて、将来の選択肢がまだ定まっていなかったが、方向性を絞ることができた。また、信用・信頼される人になれるように、普段の生活から周りに目を向けるようにしたい。 」 

 

「就職した過程の話や、今後のDX、コンサルの傾向についての話はとても参考になりました。特に自分が作る側と売る側のどちらに行くのかを考えていたほうが良いという話はためになりました。感想として、自己紹介から始まるよくある流れではなく、用意してあったスライドも使わずぬるっと講義が始まったので驚きましたが、話の振り方と、切り返し方が凄いと思いました。キャラクターが際立っていて、話したら忘れない印象を与える人でした。 」 

 


 

小俣氏の圧倒的なバイタリティと、本質を突く言葉の数々に、学生たちも大いに刺激を受けた一日となりました。今後もこうした機会を通じて、学生たちの視野を広げ、彼ら彼女らの未来を切り拓くサポートをしていく所存です。 

 

  • デジタルビジネス・マネジメント学科についてはこちらをご覧ください。 
  • 日本経済大学東京渋谷キャンパスのオープンキャンパスについてはこちらをご覧ください。ぜひ、渋谷駅直結のSakura Stageにあります日本経済大学STATIOへお越しください! 

 

金谷武明(デジタルビジネス・マネジメント学科 学科長) 

 

参考リンク: アルサーガパートナーズ様側でのレポート記事も公開されています。講義の詳細な内容はぜひこちらをご覧ください。 【イベントレポート】日本経済大学の学生に向けて、代表取締役会長兼CTOの小俣が特別講義を実施 

 

 


アルサーガパートナーズ株式会社 について 

アルサーガパートナーズは、東京渋谷に本社を構える総合ファームです。コンサルティングからシステム開発、保守・運用までに至るDXソリューション事業を一貫して担い、業界や業種を問わず多様な課題に対応しています。 

 

「自由な発想と確かな論理で価値を届ける」をミッションに掲げ、多様なケイパビリティ、アセットを駆使し、お客様に寄り添いながら企業の競争力向上を実現します。 

 

講師プロフィール 

アルサーガパートナーズ株式会社 代表取締役会長兼CTO 小俣 泰明 

 

日本ヒューレット・パッカードやNTTコミュニケーションズなどの大手ITベンダーで技術職を担当し、システム運用やネットワーク構築などのノウハウを習得。 

 

その後、2009年にソーシャルゲーム開発において業界トップクラスであり、東証JASDAQに上場の大手IT企業(クルーズ株式会社)に参画し、同年6月に取締役に就任。 

 

翌年5月同社技術統括担当執行役員に就任。CTOとして大規模webサービスの開発に携わる。20126月に退任、2012年からITベンチャー企業を創業。 

 

代表として3年で180名規模の会社にする。2015年辞任。2016ITサービス戦略開発会社アルサーガパートナーズ株式会社を設立。 

 

座右の銘は「お金は大事。仕事は何でもやる。でも魂は売らない。」