2018地域貢献講義発表会が12月4日から始まりました

2018.12.17

東京キャンパス地域貢献講義Ⅰ・Ⅱでは、昨年から渋谷ゴミゼロ大作戦に参加して、ゴミデータ収集・分析など地域が抱える課題へのソリューションに取り組むアクティブラーニングを秋学期SDプログラムの授業として実施しています。昨年は、「―日本経済大学が徹底分析―渋谷ハロウィンごみを見える化『ごみの正体、見破ったり!分析結果とごみ削減のアイディアを発表』というプレスリリースによる発表会を行い、渋谷区からも都市整備部環境保全課の担当者が参加しました。また、今年の2月には、日本経済大学東京キャンパスの多年の環境美化・浄化活動に対し、渋谷区から表彰され、長谷部区長より感謝状と記念品が授与されました。

 

昨年の本学によるゴミデータ収集・分析では、ハロウィン参加者のコスチューム仮装ゴミが最も多く、その次に酒類の瓶・缶・ペットボトルがあることが判明しました。それをうけて渋谷区は、今年のハロウィンにおいて、事前に地域のボランティア団体、駅周辺のコンビニ等の種類の販売店と協働して、コスチューム仮装ゴミに対してはコスチューム仮装ゴミ回収ボックスを設置し、酒類においては10月31日のフィナーレでは販売を自粛するなどの対策がうたれました。その結果、今年の11月1日のハロウィンゴミゼロ大作戦では、昨年と比べ大幅なゴミ減量となったのです。

ハロウィンゴミゼロ大作での地域問題ソリューションの取り組みは、地域貢献を受講する1年生、2年生にとって有益なリサーチクエスチョンを与えるきっかけとなっています。地域貢献講義では、12月から1月にかけて、SD・基礎ゼミ各クラス内でのチームで取り組んだ課題に対しての考察が行われそのまとめを発表する発表会が順次行われています。