ブラジル パラナ・カトリカ大学と 学術交流協定を締結

2018.12.18

~南米最大の国ブラジルとの人材育成交流を目指して~
医療・福祉からビジネス・経済に至るまでの包括的な協力関係を推進

 

都築学園グループ (本部:福岡市南区)の第一薬科大学(所在地:福岡県福岡市南区、学長 都築仁子)、神戸医療福祉大学(所在地:兵庫県神崎郡、学長都築 明寿香)及び 日本経済大学(所在地:福岡県太宰府市、学長:都築 明寿香)の3大学は、2018年12月6日(木)にブラジル パラナ州クリチーバにて、パラナ・カトリカ大学(所在地:ブラジル、学長:ワルデミロ・グレミンスキ(Mr. Waldemiro Gremski)と、包括的な学術交流協定を締結いたしました。

 

 

【第一薬科大学】
都築学園グループ総長 兼 第一薬科大学学長である都築仁子の代理として、櫻田司副学長が協定の署名式に臨みました。

調印式に臨むワルデミロ・グレミンスキ学長 及び 第一薬科大学 櫻田司副学長

 

 

【日本経済大学 及び 神戸医療福祉大学】
都築学園グループ副総長 兼 日本経済大学学長、神戸医療福祉大学学長である都築明寿香の代理として、セバスチャン・デイキン国際部長・教授が署名式に臨みました。

調印式に臨むワルデミロ・グレミンスキ学長 及び 日本経済大学 セバスチャン・デイキン国際部長・教授

 

 

 

2億人強の中南米最大の人口を抱え、その中でも約160万人もの日系ブラジル人が居住しているブラジルは、日本の文化に対しても造詣が深く、本学園グループより贈られた日本特有の陶磁器、博多織による額装は、パラナ・カトリカ大学と本学園との今後の提携の証として、パラナ・カトリカ大学内に寄贈されました。

 

日本の伝統文化のお土産を寄贈する第一薬科大学 櫻田司副学長 及び セバスチャン・デイキン国際部長

 

 

パラナ・カトリカ大学は、ブラジルでも最も産業の発展が著しく、過去の文化的な遺産や芸術施設が随所にある環境に加え、昨今では国の政令都市として最先端のインフラが形成されているプラナ州クリチーバにメインのキャンパスを構える非営利私立大学で、同州内にその他4つのキャンパス設備も有しております。

 

同大学は、倫理的、キリスト教の原則に基づき、「知識と文化の発展と普及、人生と社会の発展にコミットする市民や専門家の包括的かつ持続可能な資格の促進」を建学の精神とし、大きく8つの分野(ポリテクニック学部、医学部、薬学部、法学部、コミュニケーション・芸術学部、ビジネス学部、教育学部、生命科学部)で24,000人以上もの学生が学んでおります。

 

官民学の連携も非常に進んでおり、医療の面では、大学内に政府の支援を受けた2つの病院を有し、地域に開かれた医療サービスの提供を行いながら、学生も早い段階で現場医療に携わる機会を得ることができる先進的な試みが行われており、また、ビジネスの分野では、ビジネススクールも設置し、メーカーや金融など一流のグローバル企業とのコラボレーションを行い、ラボラトリーや起業支援施設が充実し、学生の社会進出、貢献をバックアップしております。

 

パラナ・カトリカ大学内施設

 

本学園グループとの提携に当たっては、薬学部、および 歯学、獣医学、栄養学や看護学などを包括する生命科学部分野(第一薬科大学・神戸医療福祉大学)、そして、経営・ビジネス・起業分野(日本経済大学)において、双方での研修プログラムの実施・交換留学生の受け入れ・教員の相互派遣などの人材交流などを通して、進めていく予定です。

 

都築学園グループとしては、南米の大学との提携は初めての試みとなります。同大学では、将来に向けグローバル人財の育成にも力を入れ、これまで主流であった欧米の大学との取り組みに加えて、アジアへ広げていくことを切望しており、今回の提携を機に、南米と日本を結ぶ学術交流が推進できると確信しております。

 

パラナ・カトリカ大学 ワルデミロ・グレミンスキ学長 及び大学幹部 第一薬科大学 櫻田副学長、日本経済大学のメンバー